しごとの流れ:flow

建築を建てるまでどれくらいの期間がかかるの?
どのような工程になるの?
また設計料や竣工後のメンテナンスってどうなるの?
そのような疑問にお答えします!!

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基本計画ラフスケッチ

01ヒアリング(聞き取り)
期間目安:1週間~数ヶ月

●新築
既に土地を所有している場合:現に土地をお持ちの場合は最初に建築全体の予算計画を行います。一般的に全予算(税込)のイメージはできてもその先が分りにくい家づくり。まずは税とそれ以外に分け、関連経費(登記関係、火災保険、各種手数料、祭事等)、設計料、そして最も大きな割合となる工事費にどの程度予算を割けるのかを検討します。また入居希望日から逆算して概ねのスケジュールのお話し、資金調達のコツ、住宅会社と設計事務所の違い等をお話します。
土地から探す場合:土地から探す場合は希望地域の宅地状況や土地を含めた全体予算の考え方、入居までのスケジュール、土地と建物の支払い方法、資金調達等、建築を考える前のお話しが中心になります。利便度の高い地域もいいけど建築にも夢がある。そんな方々がほとんどですからそのバランスを見つけることを重視します。(土地探しをご希望の方は当事務所と協力関係にある不動産会社の宅地建物取引主任者をご紹介いたします。)

●新築以外(リフォーム等)
現状の把握、問題点の分析、一般的な解決策、資金調達等に加え必要とあらば「北海道住宅検査人」による第三者調査を通して現在の状況を詳細に調べリフォームの可能性を検討します。

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基本設計模型

02基本設計(間取り案と概算)
期間目安:2週間~2ヶ月

土地の取得や現状調査等が終わり、基本設計の準備が整いましたら間取り案の検討に入ります。1~2案で間取りが気に入り概算に進む場合もあれば中々気に入った間取りが見つからず案を重ねるケースもあります。いずれにせよ設計者との相性を計る大切な期間。気に入った間取りが見え始めた時点で設計契約をお願いしています。(当事務所では過去の平均的坪単価による概算の他に基本設計の段階から建設会社数社による概算を取り入れ客観的に計画を進めています。)

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実施設計図面

03実施設計
期間目安:1ヶ月~2ヶ月

基本設計で仕様と概算の目処が立った段階で実施設計に入ります。木造住宅で25~40枚(A2版)程度の図面を作成します。作図が完了すると建設会社数社による見積もり合わせを行います。見積書の内容を精査し価格、内容とも優れた1社を選抜します。その後は建築主、建設会社、設計者の3者で工事契約に向けた調整を行います。(設計と工事は別の契約となります。)

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工事見積・確認申請

04各届出業務期間目安:2週間~2ヶ月

建設会社の工事契約が見え始めたこの時期に建築確認申請をはじめ各種の届出業務を行います。ほとんどの建築に必要となる「建築確認申請」。それ以外にも必要に応じて「長期優良住宅の適合審査」、「フラット35適合審査」、「札幌版次世代住宅基準設計審査」等があります。これらの多くは必須となる「建築確認申請」とセットの形で審査が完了しないと着工できませんのでご注意下さい。(2005年の「姉歯事件」以降は原則、届出完了後は設計変更は行えません。止むを得ない場合は申請のやり直しとなる場合もございますので予めご了承下さい。)

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着工・現場監理

05着工・現場監理
期間目安:3.5ヶ月~5ヶ月

必要となる届出業務が全て完了し、建設会社との工事契約が締結されると、いよいよ工事着工となります。着工時に地鎮祭、屋根の出来上がる頃に上棟式をご希望に応じてとり行います。また 設計図(工事契約図)通りに工事が進んでいるか現場にてこまめにチェックを行います。気密測定は原則全ての建物で工事中に2回行います。また監理の様子は写真撮影し記録します。北海道は雪の影響により、冬季の工事は費用が嵩みますので、極力雪の無い時期を目指した着工、竣工が理想的とされています。

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竣工・メンテナンス

06竣工・お引渡し合計期間目安8ヶ月~

工事完了後、竣工となります。工事完了に関わる各種検査を受け、建築主立会いの下現場を確認し、必要に応じてダメ直しを行い最終美装を経て全ての工程が完了します。工事中に行った軽微な変更がある場合は契約図面に追記し最終的な竣工図とします。またこの他に監理写真や図面、届出書のデーター等を記録媒体に保存し最終成果物として提出します。その後、設計料残金をお支払いいただきます。

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