コンセプト:concept

私達は北海道に相応しい建築を目指しています。雄大な自然と美しい四季の変化。しかしそれは60℃を超える寒暖差のもたらす別の顔でもあります。その特殊さ故に住まい方や建物の造りは、特に工夫が必用とされ60年に渡り研究が続けられてきました。私たちはそうした地域の伝統を引き継ぎ、北海道のみならずこれからの社会に必要な建築の在り方を考えたものづくりを提案します。

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Q値 0.7W/㎡k:建物から逃げ出す熱を通常の半分以下に

数値化された快適な温熱環境

建築家のつくるものは『奇抜』なれど『寒い!住みにくい!etc...』そんな先入観を持っていませんか?

特にバブル期にはそうした『生活環境』や『ライフサイクルコスト』を無視するような建築が多く建てられ後の世の重荷となった例も少なくありません。
よく言われる建築家全体に対する負のイメージもきっとそこから来ているのでしょう。

北海道のデザインとは、見た目はもちろん、見えない部分である『熱環境』『空気の流れ』まで含むと私達は考えています。

しかしその『目に見えない領域のデザイン』は難しく、ほとんどの場合は個人的な経験値や感覚に頼ってきたのが現状です。

確かに感性を磨くことは大切ですが、それにばかり頼ると危ないばかりか実際に測定すると、『感覚』の曖昧さが露わになることがあります。そして実際に住んでから『暑い』『寒い』『燃費が悪い』などのトラブルに繋がるのです。

そのようなトラブルを防ぐためにも私達は現場へこまめに足を運び、気密測定や家の燃費計算等、数値のみえる化を重視しています。

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信頼できるチームで行う設計監理

設計について

資金計画や土地探しに始まり、クライアント(建て主、施主)と理想の間取りを考えて、その家(建築)を建てる優良な工務店を探すお手伝いをします。また着工に必用な書類作成や届出、工事中は図面にまとめたクライアントの要望が現場に正しく伝わるように監理に通います。完成後は畑や庭造り、メンテナンスもご相談下さい。ものづくりに欠かせない「企画」(設計)と「生産」(工事)ですが、それをあえて分離し前者に特化することで住い手目線の家(建築)づくりを行います。私たちは家づくりを行うクライアントにとって専属のブレイン。一般的な建売とは異なる方法で家づくりを行います。

大手住宅会社による土地建物一体の住宅商品は「建売」と呼ばれ住宅の需要に供給が負いつかなかった時代に誕生しました。戦後の高度経済成長期、復興をめざして忙しく働かねばならなかった多くの国民にとって土地と建物、それらに関わる資金調達や建築手続き、間取りまでセットになった買い物は手っ取り早く住いが手に入り、すぐに一般的になりました。一方、高度経済成長期を過ぎた今、家族の形態や事情は様々です。かつては歓迎された同じような「建売」スタイルも今では自由度に乏しいお仕着せ型の間取りやエスカレーター式の意思決定がセット化されているために、多様化した家族の都合に対応できず、人によっては自由度のなさにストレスを感じるケースも増えています。現在ではむしろ各住い手に合わせて間取りや価格、税制優遇や作り手を最適に組み合わせて家づくりを行う時代です。そうした各人専用の処方箋が私たちの提供する仕事とお考え下さい。したがって決まった坪単価や特定の形に縛られません。自らにとって理想的な条件をご提示いただきそれをもとに最適な形を一緒に作る。そんな家づくりを目指しています。 (但し法令順守や市場価格を無視した条件、ご要望はお受けできませんので予めご了承下さい。)

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地産地消素材の北海道らしい家

地域素材の北海道らしい家

私達は北海道らしい家をつくるために極力、材料、製造、そして技術も道産にこだわっています。『地材地消』をテーマとすることで、住い手が地域の良さを味わいながら地場の生産者に還元できる仕組みを応援しています。

道南杉やとど松の外壁、唐松の構造材、白樺を用いた美しい積層材、地場で手に入る内装材、旭川家具などをよく使います。また建物の根幹を支える技術やノウハウもその多くが地元の研究者や研究機関によって開発されたものです。

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社会における建築の在り方・悩み解決

リフォーム社会との係りについて

高度経済成長期が過ぎて久しい日本において今や既存住宅の戸数は世帯数を上回り家余りの状況です。そうした中で既存の住宅を耐震化し合わせて燃費よく高断熱化する性能向上リフォームに社会の注目が集まっています。

私たちはそうした家づくりの変化に柔軟に対応し古い家を再生し再利用することに積極的に関わっています。北海道R住宅の取り組みを通して積極的に性能向上リフォームに取り組んでゆきたいと思います。

北海道R住宅の西岡の家のリフォーム事例 >
北海道R住宅公式サイト >

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